どん底からのぼれろ

器の小さい人間のままで終わりたくない

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住み慣れた景色も 懐かしい人たちも
本棚の片隅の 古いアルバムの中で
昔通り変わらず 無邪気な顔で笑いかける

新しい街と 新しい出会いは
忙しさに追われて 物語も作れず
泡のように 生まれて弾けるだけ
音もなく消える

永遠のアドレセンス 忘れかけたストーリー
途切れた愛の続きを もう一度やらないか
ふたりで・・・

着古した服も 擦り切れたレコードも
押し入れに押し込んだ 段ボール箱の中で
開けられる日もなく 待っているだけ
俺のように じっと

永遠のアドレセンス 忘れかけたストーリー
途切れた愛の続きを もう一度やらないか
ふたりで・・・

久しぶりにSONのCDを出して聴いている。SONというプロジェクト名は、3名の著名なミュージシャンの頭文字からつけられた。誰だっけ、Shirahama, Ohtani, Namba...?🙄

購入したのは2001年くらいだったと思うから、もう20年が経過するのか・・・当時は繰り返し何度も聴いたけど、いつしか押し入れに押し込んだ段ボール箱の中で、開けられる日もなく待っているだけのアルバムになっていた。私のように、じっと・・・。

アルバムの曲の殆どを作詞作曲したS氏によると、このアルバムは最悪の思い出しかないらしく、曰く黒歴史らしい。S氏のディスコグラフィーからも完全に抹消されている。

メンバーに対して強烈な批判をブログで書いていたことから、他の2人への人間的な部分での不満が相当あったのだろう。ARBで社会派の曲を書いてきた生真面目なS氏と、関西メタルの雄MARINOのコテコテ大阪人O氏では水と油だったのかもしれない。

それに、アルバムの出来も決して良いものではない。コンセプトがよく分からず、1枚のアルバムとして見ると何ともバラバラな印象しか残らない。でも、1曲1曲を単体として聴くと、なかなかの粒揃いだ。関西メタルの一角を占めるX-RAYの高橋ロジャーも参加しており、全体を通して正統派ジャパメタっぽい演奏がまた個人的にツボである。

深い歌詞を多く書いてきたS氏だけに、パンチが効いたものもあれば、思わず共鳴したくなる歌詞も並ぶ。忘れかけたストーリー・・・途切れた愛の続きを、私は再びはじめることが出来るのか。この先もきっと困難や逆境の連続だろう、でも、逆境がなんじゃい。最後の挑戦だ、必死に、ガムシャラに進むしかない。


そう、困難が人を成長させる。困難や理不尽から逃げた私は10年間、部屋の中でじっとしていた。結果的にマイナス成長となり、そこまで経験によって積み上げたものも何もかも失った。昨日、すぐにキレる人の特徴は正論を突けられての逆切れと書いた。それも一理あるが、根本はやはり幼稚なんだろう。

真に器が大きいと言える大人は、何があろうと動じない強さを持っている。社会生活の中で、多くの理不尽や逆境、困難を経験して悩んできたに違いない。それを乗り越えてきたに違いない。荒波に揉まれてきた中で得た強さは、器の大きさ、心の広さに比例する。部屋にこもり、困難を避け続けてきた私には、それがなかった。

先々月の悪夢は、あんなことは経験したくなかった。それは大切な人も同じ気持ちだと思う。いや、同じどころかそれ以上だろう。大切な人が負った心の傷は、今も癒えることなく彼女を苦しめている。

そんな状況でこのようなことを書くのは責められるかもしれない。ただ、1つ言えることがある。最悪の状況になり、最愛の人を傷つけ信用を失い、何もかもを失いかけた。でも、あの出来事を経験して、少しだけ自分の内面が変わったように感じる。

昔の私だったら、もしかしたら諦めて逃げ出したかもしれない。大切な人との関係を失いたくない執念と、そこからくる「乗り越えたいという意志」が、私の中身を少し変えたように感じるのだ。

例え結婚をして家庭を持っていても、例え社会的地位が高くても、器が小さい人たちは世に多くいる(すぐに怒鳴り散らしたりキレる人は驚くほど多い)。彼らはきっと、逆境、苦境、困難、ドラマを経験していない。私はそこに収まりたくない。負けたくない、変わりたいよ。大切な人を支えられるような人間になりたい。

 

 

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話がガラッと変わるけど、昨日、ライガーの心霊体験を聞いて、私とそっくりな経験をしていたんだと思った。

元レスラーで後に後輩たちを多く世話してきたミスター・ヒトに、ライガーも非常に世話になったという。2010年4月、ミスター・ヒトが地元大阪の病院で亡くなった時、ライガーはちょうど大阪で試合をしていた。その為、すぐに別れの挨拶に行ったのだという。

その夜、ホテルで寝ていると、閉め切っているはずの部屋に風が吹いて、それで目が覚めたという。そして、すぐ隣に人の気配を感じたそうだ。普通なら気持ち悪いと感じるところだが、全くそういう気持ち悪さはなく、自然に「安達さん(ミスター・ヒト)ですよね?お別れの挨拶にきてくれたんですか。今までお世話になりました」と感謝の言葉が出たという。

すると、そこで目が覚めたそうだ。夢の中でも全く同じホテルの部屋で、目が覚めても同じ光景。夢か現実か全く区別がつかなかったそうだが、でも、間違いなくミスター・ヒトがいた、とライガーは感じたそうだ。

これって、私が経験したことと似ているよ・・・。2016年4月に愛犬が死に、私は精神的に酷く落ち込んでいた。部屋に潜む「何か」からいつも私を守ってくれていた子だった。非常に賢くて、人の感情を敏感に感じ取る子だったから、私が病んで弱々しくひきこもってしまった姿を見て、心配しながら逝ってしまったかもしれない😓

ある日の夜。夢か現実か分からない、夢だとしても、現実と全く同じ部屋で、全く同じベッドで私は寝ていた。そして、死んだはずのわんこが、生きていた頃のように布団の中に一緒にいた。怖いとか気持ち悪いなんて感じは全くない、ただただ嬉しかった。

でも、わんこはスッとベッドを降りた。そして窓のほうに歩き出し、私のほうを一度だけ振り返ると、そのまま外に向かってスーッと消えてしまった。そこで目が覚めた。目が覚めても全く同じ部屋だから、夢か現実か全く分からなかった。でも、間違いなくわんこはそこにいた。

私は大泣きしてしまったけど、あれはきっと、私のことが心配になって最後の挨拶にきてくれたのだろうと確信している。ライガーが話していたことと全く同じだよ。

だから、科学で説明のつかない不思議なことは、世にたくさんあると私は思っている。不思議な体験は怖いことばかりじゃない。そして、こういう現象をすぐに否定しにかかるような人は、きっと心が汚れているのだと思う。だから気付かないんだよ。今では私も汚れましたが😑