どん底からのぼれろ

個人的メモ postoperative intestinal adhesion

大切な人から話を聞くことで、彼女の腹痛の原因が術後腸管癒着(postoperative intestinal adhesion)であることが分かってきました。術後癒着に関しては、調べても治療に対するアンサーが出てきません。つまり現状、最も困難な問題の一つであると言えるでしょう。

腹膜癒着はあらゆる腹部の術後に生じ、症状発現までの時間や間隔、および臨床症状は非常に多様であり予測可能なパターンが存在しません。術後癒着については「in vitro」および「in vivo」の両方で長きに渡り数多くの研究が行われてきたものの、依然として確実な対処法が存在していないことが各種論文でも分かりました。


2021年発表の論文「術後癒着のメカニズムに関する包括的レビュー」でも、結論でこのように記述されています。

術後の癒着は、健康面でも経済面でも大きな負担となる。手術環境における癒着形成の正確なメカニズムをより良く理解するために、相当量の研究がなされてきた。炎症と免疫メディエーターは、術後癒着の発生と重症化において中心的な役割を果たすことが知られている。

過去20年の間に、癒着形成の基礎となるいくつかのメカニズムに対する理解は著しく向上しましたが、術後癒着の病因・病態を完全に説明する文献はまだありません

トランスレーショナルギャップを埋めるためには、免疫細胞やメディエーターと術後癒着形成との相互作用を詳細に検討する、より厳密な前臨床試験が必要である。また、精密医療や個別化医療を促進するために、将来的には特定のマーカーを直接標的とした治療戦略が考案されるべきであろう。

開腹手術は男女関係なく誰でも受ける可能性があり、術後癒着は決して他人事ではない。しかし、術後癒着は難病の扱いを受けているだけに、これだけ医学が進歩しても治療法の確立が困難なのでしょう。それと、大切な人を襲った症状と術後癒着の症例についても答え合わせをしてみました。

 

術後腸管癒着症の症状とは?
2022-02-17
出典:日本経済新聞社ネットワーク

開腹手術後、比較的多くの患者に腸管癒着の症状が明確に現れます。症状としては、腹痛を引き起こし、吐き気や嘔吐の症状につながります。また、発作的な腹痛の症状を引き起こす可能性があります。また、水を多く飲むと重度の嘔吐の症状につながる可能性があり注意を払う必要があります。

なるほど・・・大切な人を襲った症状と全く同じだ、これで私自身も確信を持つことが出来ました。症状を和らげる方法や、食事に気を付けることで症状を悪化させずに維持できる方法がないか、今後しっかり調べていかねばなりません。

 

オーストラリア・ビクトリア州・保健省の公式サイト「Adhesions - Better Health Channel」より下記の情報も見つけました。

ほとんどの癒着は痛みを伴わず、合併症を引き起こすこともありませんが、癒着は成人の腸閉塞の60~70%を引き起こし、慢性骨盤痛の発生にも関与していると考えられています。癒着障害(ARD)とは、癒着の結果として起こる可能性のある一群の症状のことです。ARDの患者は、通常、慢性的な腹痛を経験します。

典型的な癒着は術後数日以内に形成されますが、症状は数カ月から数年間に及び続くこともあります。症状は主に腹部の一箇所に現れますが、多くの場合、全身に広がり、漠然とした定義しにくいものとなります。つまり、ARDは診断が困難な病気です。

ARDの症状には、以下のようなものがあります。

■慢性的な腹部の痛み
不妊
■腸閉塞およびガス排出不全
■膀胱の機能障害
■排便時の痛み、排便困難
■歩く、座る、横になるなどの動作時の痛み
うつ病、自殺願望、絶望感などの情緒障害

ARDの症状は、他の疾患の徴候と間違われることがあります。例えば、慢性疲労症候群子宮内膜症過敏性腸症候群線維筋痛症うつ病、不安神経症などが考えられます。

なんと、腸管癒着症が精神疾患にも関連しているということか・・・。近年、脳腸相関が判明したことは記憶に新しい。メンタルヘルス関連の疾患は脳だけが原因ではなく、腸の状態も大きく関わっているということが、このことからもよく分かる。この問題を解決は出来なくても改善に導くことが出来たら、大切な人のうつ症状も大きく改善出来るかもしれない。

 

癒着の手術に代わる治療法としては、以下のようなものがあります。

薬物療法(急性の痛みに対して最初に選択されることが多く、慢性的な痛みに対しては治療の一環となる)
運動療法
理学療法
■ライフスタイルの変更

なるほど、薬物療法、恐らく点滴によるものだと思うが、これで多くは状態を維持していけるということか。あとはライフスタイルの変更かな。大切な人に食事療法を取り入れてもらうことで状態を改善できたらと考えております。

大切な人の腹痛は3月から発生していますが、もしかすると私が良かれと思いしてきたことが原因悪化を招いたかもしれない、と気がかりでした。

例えばソイプロテインマヌカハニーはSIBOの人にとって毒になる食品ですが、彼女はSIBOではないと分かったので食べて大丈夫です。ただ、大豆製品は出来れば止めたほうが良いみたいです。マヌカハニーは食べても大丈夫。むしろ腸の環境改善に貢献してくれます。乳酸菌やヨーグルトも問題ありません。

私が腸内細菌を元気にする目的で日々食べているもの、例えばゴボウ、キノコ類などは大切な人にはNGです。食物繊維が多い食品は基本NGです。私の食生活を真似しては絶対にいけません。あと、刺激物は悪化の原因になるので避けましょう。

市販の甘い物、特に成分表に果糖ブドウ糖が表記されている物は絶対にアウトです。また、油もの全般を避けるべきでしょう。特に市販のドレッシングは正直、毒でしかありません。ただ、マヨネーズは問題ないです。冒頭にマヨの画像を貼ったのは、マヨOKの意味です。もちろん普通のQPマヨでもOK😁

よかったら、イレウスの予防と改善に役立つ食品表を参考にしてください。消化に良いものを食べることを心掛けてみて下さい。

 

私も、いつも味噌汁と魚ばかり食べていないで、大切な人が好きそうなメニューでも作ってみようかな。最近すっかりご無沙汰のチーズとかバターをまた買ってきて、大切な人が好きな鮭なんかでマヨっとした美味しそうな料理でも作ってみるか🙄

それと、一般的な市販のウインナーやハム、ベーコンは癒着に関係なく止めたほうがええだよ。買うなら倉敷花桜ハムやグリーンマークなどを推奨。過去にも何度か書いてきたけど、市販のハムソーに必ず使用されている亜硝酸ナトリウム亜硝酸Na表記が多い)は、青酸カリと致死量が同じと言われるほどの毒であり、強力な発がん性物質でもあるので絶対に避けたほうがよか。海外では使用禁止になっとるから😧

大切な人の主治医は、話を聞いていると癒着の原因として癌(の兆候)を疑っている印象を受けるけど、それなら例のアレルギー薬を早めに服用しておくのも1つの手かな、とも考えております。とにかく、まず食事で改善できるか力になっていきたいところです。完璧を目指すのではなく、60%くらいの改善を目指したい。