夏場にピッタリ、寒天を使ったデザート「乳ない豆腐」を作りました。簡単でなおかつ安く作れて、ヒンヤリさっぱり美味しい最高の一品で御座います。
用意するもの(数人分)
■棒寒天7g(2本)
■砂糖100g×2
■牛乳400ml
■バニラオイル(エッセンスでも可)
用意する道具
■泡だて器
■耐熱ボウル
■濾し器
こんだけ!😁
グルテンフリーを開始したついでに糖質断ちも同時に行っている私が、どうしてこれを超久々に作ろうと思ったかと言いますと、昨年の春くらいに購入したまま放置してあった棒寒天が棚から出てきた為でございます。賞味期限21年7月だって笑。でも、未開封の乾物が腐る訳がありませんから使っちゃいますぜ。
ちなみに本来の寒天1本とは、この形状2本分のことです。昔は細長い棒寒天が売られていたのですが、今はこのように1本分を半分にした状態の物を2本入れて売られることが普通になりましたね。
昨年春頃の私はまだ添加物について無知でありました。なんだって毒性の高い添加物「赤色102号」が使われた寒天を買ってしまったのでしょう。せっかくの寒天なのにアホや。
何故か毒添加物の赤色102号を持っているワシ。もちろん未使用・未開封。購入後に添加物への意識が高まり、その毒性から使うことなく放置しております。つかイラネ。
デキストリンは良いとして、102号はタール色素(ナフサ)であり危険性がある添加物でごわす。検索すると「安全っすよ!」というサイトがたんまり出てくるけど、英国では2008年に102号を自主規制するようメーカーに要請。北米は使用禁止。発達障害の原因、アレルギー、発ガン性が指摘されていることが理由です。
日本の食品には、海外で禁止されている添加物がたんまり使われております。赤色2号や102号だと、赤い色をしたお菓子はほぼ使われていますし、漬物、サクランボのシロップ漬けなどもそう。おせちにも使われていますよ。この国が発達障害だらけの理由は、食と無関係ではないと思いません?
今回使うのはこの2本です。うーむ、実に毒々しい赤色です。せっかくだから、俺はこの赤の棒を選ぶぜ!と選んでしまった当時の私であった・・・。
寒天を水で流しながら表面を手でごしごし洗います。これは表面の汚れを洗う作業です。
ボウルでも鍋でも何でも良いので、洗った寒天を適当にちぎって入れて水に浸し、20分ほど置きます。これは着色されていない寒天でも同様の作業を行います。
時間が経過したら、寒天を取り出して絞ります。水に浸けておいたら着色料が結構落ちていました、ラッキー!
では、ここから寒天を溶かす作業に移ります。水400mlを鍋に入れます。
砂糖100gも鍋に入れます。私は甜菜糖を使いました。上白糖の場合は甘みが強いので、80g~90gほどが良いと思います。
中火にかけて、沸騰したら時々混ぜながら寒天が溶けるまで5分くらいぐつぐつと煮ます。溶けたら火を止めましょう。
耐熱ボウルを用意し、上に濾し器をセットするぞい。
溶かした寒天液をじょぼぼぼっと濾し器を通して耐熱ボウルに流し入れます。溶け切らなかった寒天がここで濾しとられます。この工程を省いてしまうと100%失敗します。
牛乳400mlを用意。柔らかめの豆腐みたいな食感が好きな人は450~500ml弱ほど入れると美味しく出来ます。私もそれくらい入れております。
牛乳を入れたら、バニラオイルかバニラエッセンスを数滴たらして軽く混ぜ混ぜして、粗熱をとって冷蔵庫で冷やします。固まったら完成です。包丁でひと口大にカットします。
あとはシロップ作りです。水200mlに砂糖100gを入れて軽く沸騰させて砂糖を溶かします。それだけ。冷ましたら寒天が入ったボウルに注いで出来上がり。すぐに食べても美味しいし、さらに冷蔵庫で冷やすとこれまた美味しいだすよ。
冷やして出来上がったら、食べる時に小さな器に入れて、杏仁豆腐みたいに食べて下さいまし。
いただきまーす!めっちゃうんまーい!😍
牛乳寒天と違い、バニラの風味がふわっと広がるのがたまりません。バニラオイルをアーモンドエッセンスに変えると杏仁豆腐になるんだすわ。
という訳で、大人も子供も楽しめる夏のデザート、乳ない豆腐でした!😁