どん底からのぼれろ

双極性障害とナイアシンアミドの関係


大切な人の状態が非常に悪い。病院で診てもらったところ、双極性障害躁うつ病)の可能性があるとのことだ。私もうつ病について調べている時に、大切な人の症状が双極性障害の症状と類似している部分があることに気付いていた。

重いうつ病双極性障害は症状が似ており、確たることは言えないが、どちらにせよ大切な人は非常に苦しい日々を送っている。昨秋の状態に近いか、それ以上かもしれない。共通しているのは、死を意識してしまう点である。

状態悪化へと流れが変わったきっかけは1つではないと考えられるが、決定的だったのは、先日起こったトラブルである。見知らぬ高齢者男性に、一方的に暴力を振るわれそうになったという。この恐怖体験が、眠りかけていた過去のトラウマを呼び覚ましたと考えられる。

過去のトラウマ(虐待経験)が今の症状を引き起こしている可能性を考えると、重度うつ病双極性障害の他にPTSDの可能性も考えられないだろうか。PTSDパニック障害うつ病双極性障害等と同様の症状を引き起こすことも判明しており、医師としても判断が非常に難しいと思われる。

仮に双極性障害だとして、この病には3タイプがある。3タイプすべて、気分、エネルギー、活動レベル、集中力、なにかを遂行する能力に大きな変化が表れる。

これらの変化は、極端にアップした状態・・・気分が高揚したり、過敏または活力に満ちた状態、すなわち躁状態(躁病エピソード)や、反対に強くダウンした状態・・・酷く悲しい、無気力、絶望といった精神状態、すなわちうつ状態うつ病エピソード)が存在する。躁の程度が軽いものは軽躁病エピソードと呼ばれている。

双極性1型障害は、1日の大半が躁症状に支配された状態が少なくとも1週間、または即治療が必要なほど深刻な躁症状の場合に定義される。うつ症状も起こり、少なくとも2週間は続く。また、うつ症状と躁症状が混在することもある。1年以内に4回以上の躁とうつの症状を経験することは「急速交代型」と呼ばれている。

双極性2型障害は、うつ症状と軽躁症状のパターンによって定義されるみたいだが、双極性1I型障害の躁症状より軽微であることが特徴であるという。

周期性障害(サイクロチミアとも呼ばれる)は、軽躁症状とうつ症状が繰り返し起こるが、軽躁やうつとして認められるほど強くない、あるいは長く続かないという特徴で定義されている。

また、双極性障害の症状が上記の3つに当てはまらない場合もあり、その場合は「その他の特定および非特定双極性障害および関連障害」と呼ばれるようだ。大切な人が仮に双極性障害だとして、今のところ、これに近いのかもしれない。


躁うつエピソードの症状:
◇非常に気分が高揚している、高揚している、高揚している、または非常にイライラしている、または敏感である
◇びくびくしたり緊張したり、いつもより活動的になったりする
◇睡眠の必要性の減少
◇様々なことについて早口で話す (アイデアの飛躍)
◇レース思考(レーシング思考)
◇疲れずに一度に多くのことができる感覚
◇食べ物、飲み物、性的なこと、その他の楽しい活動に対する過度の欲求
◇自分には飛び抜けた才能や能力があると感じる


うつ病エピソードの症状:

◇非常に落ち込んだり、悲しんだり、不安になる
◇気分が落ち込んだり落ち着かない
入眠困難、寝過ぎ、睡眠障害
◇非常にゆっくり話す、話すことが見つからない(会話のネタが見つからない)、忘れ物が多い
◇集中力や決断力の欠如
◇単純なことさえ困難な感覚
◇あらゆることに関心や興味が持てない
◇絶望的または自分に価値がないと感じたり、死や自殺について考えたりする


時には、同じエピソードで躁病とうつ病の両方の症状を経験する人がいるらしい。これを混合性エピソードと呼ぶという。混合性エピソードを経験した人は、非常に悲しい、空虚、絶望的な気分になると同時に、極端に元気な気分になることもあるようだ。

また、重度の躁病やうつ病のエピソードを持つ人は、幻覚や妄想などの症状も持つことがある。例えば、うつ病エピソードで幻覚・妄想を示す人は、自分が経済的に破滅したと妄想し落ち込んだり、躁病エピソードで精神病症状を示す人は、自分が有名になったとか、出来もしないことを出来ると言い張り高揚感に包まれるかもしれない。ワシやんけ😱


多くの研究者が、双極性障害の原因は1つではなく、様々な要因によって発症するという点で一致している。例えば脳の機械的非対称性などだ。これは調べていて面白かった。ただ、現時点では可能性であり、解明にはほど遠い。いや、脳構造の解明など人類には永遠に不可能だろう。

双極性障害の人々の脳は、双極性障害や、他の精神疾患を持たない人々の脳と異なる可能性を示す研究もあるが、現時点では、脳画像検査ではなく、患者の症状や病歴に基づいて診断や治療方針を決定するしかないのが実情だ。

また、特定の遺伝子を持つ人は、双極性障害を発症しやすいことを示唆する研究結果も存在している。親や兄弟に双極性障害の人がいる場合、自分も罹患する確率が高まるという研究結果もある。これが、双極性障害精神疾患が遺伝すると言われる所以である。

もっとも、精神疾患には多くの遺伝子が関与しており、たった1つの遺伝子が病気を引き起こすということではない。双極性障害に遺伝子がどのように関与しているか、これもまだ殆ど判明していないことである。


治療は通常、薬物療法心理療法の組み合わせが多いようだ。双極性障害は完治するものではなく、生涯続く病気だ。躁病とうつ病のエピソードは、通常、時間の経過とともに再発を繰り返す。

医師が処方する一般的な薬剤は、気分安定薬と非定型抗精神病薬のようだ。リチウムやバルプロ酸などの気分安定薬は、気分エピソードを予防したり、その重症度を軽減したりするのに役立つ。また、リチウムは自殺の危険性を減少させることができる。

双極性のうつ病は、抗うつ薬で治療されることが多い。抗うつ薬だけでは躁転や急速交代を誘発する可能性がある為、気分安定薬も服用する必要があるらしい。


薬物療法心理療法の他、双極性障害に有効とされる治療法の1つに、私個人が体験してみたい「電気けいれん療法(ECT)」「経頭蓋磁気刺激療法(TMS)」がある。脳に刺激を与えることで、重い症状を和らげることができる。

ECTは、薬物療法心理療法などの治療を行っても病状が改善しない場合や、自殺の危険がある場合、緊張病(無反応の状態)など、迅速かつ緊急な対応が必要な場合にのみ検討される。

TMSは、脳刺激の一種で、ECTのような電気刺激ではなく、磁気の波を用いてうつ病を緩和するものである。ECTほど強力ではないが麻酔を必要とせず、記憶や認知への悪影響のリスクも無いという。機械を買ってみたいと思ったが、高すぎる上に医療従事者しか購入できないようだ😢

また、「光療法」なるものもある。季節性情動障害(SAD)に対し優れた治療法と言われているようだ。双極性障害の人の多くは、冬になると季節性うつ病の悪化を経験し、場合によってはSADにまで至ることもある。光療法は、双極性障害の季節性うつ病に検使用が検討されることがあるという。

 

双極性障害ナイアシンアミドの関係
大切な人がうつ病か、双極性障害か、はたまたPTSDか、どれか現時点では分からない。複合型かもしれない。治療法はどれも違う。だが、1つはっきり断言できることがある。それは、いずれも脳の栄養不足が大きく関連しているということである。

自身も双極性障害に苦しんできた米国の専門家マイケル・ローズ著書「BIPOLAR WELLNESS: How to Recover from Bipolar Illness」では、「双極性障害の秘密:栄養不足の病気」として、100年以上前、米国南部で何十万人もの人がペラグラと呼ばれる病気に罹った時のことを記している。

ペラグラの症状は、皮膚疾患の他、痴呆、精神分裂病が起こり、最後には死に至ることもあった。当時、様々な説が持ち上がった。 ある人は昆虫が媒介する病気だと考えた。また、ヒ素で治療を試みる者もいた。政府は、ニューヨークからジョセフ・ゴールデンバーガー博士を派遣し調査させた。 

博士は最終的に、ペラグラは栄養不足の病気であると結論づけた。当時、誰も博士の結論を信じなかった。しかし、ビタミンBを多く含む食品を中心にした博士の食事療法で、人々は元気になった。 ビタミンB3(ナイアシン)は、博士が亡くなってから、研究により正確に存在が確認されることとなった。

書籍では、欧米式の食生活(いわゆる西洋食)は、十分な質と量の栄養素を欠いており、脆弱な人々を双極性障害にさせていることが記載されている。

脆弱な人とは、栄養素を通常よりも多く必要とする人たちのことだ。人は個々によって代謝や栄養吸収率が違う。これらの機能が低い体質の為に、気分変動を誘発する性質を持つ人たちを脆弱な人と著者は記述している。

ビタミンB3栄養素は魚などに含まれるオメガ3脂肪酸から摂取できるが、DHA/EPAサプリメントだけで補うのは厳しく、その場合は大量に摂取しなければならない。 

ビタミンB3は、中西部の主要な大学病院の精神科で実際に治療に使用されており、驚くべき良い結果を出しているという。B3を投与したからと言って、必ずしも全員が薬を飲まなくて良い状態になる訳ではないが、投薬量を減らす面でも効果的であるという。

著者は10年以上、ビタミンB3を摂取しているそうだが、双極性障害からの回復に驚くべき効果を発揮していると記述している。ナイアシンアミドか・・・大切な人の主治医が言っていた成分だな。やはりこれはB複合体ではなく単体で高容量サプリを用意すべきだった。私のミスだ。