エポックタイムズ掲載の記事を翻訳しました。ワク接種済みアスリートの突然死急増に関する1月17日掲載の記事です。めちゃ長い記事で5000文字以上ありますが、所々に重要な記述が出てきます。ぜひぜひ一読してみて下さい。
新型コロナワクチン接種でアスリートは死んでいるのか?
ファクトチェッカーが全力で「問題なし」と切り捨てたにもかかわらず、2022年1月から4月の間に急死したこのグループの人数は、過去の月別標準値を1696%も上回っていた。ワクチンの接種が致命的なコンボの原因だろうか?
ストーリー・アット・アグランス
■過去2年間(2021年~2022年)、プロ・アマ問わず1,650人以上のアスリートが心筋梗塞で倒れ、そのうち1,148人が致命的と判明した。
■バッファロー・ビルズの24歳のフットボール選手ダマー・ハムリンは、2023年1月2日の対シンシナティ・ベンガルズ戦でタックルを決めた後、テレビの生放送中に心停止に陥った。チームのトレーナーと救急医療スタッフが9分以上に渡る心肺蘇生を行い、彼の命が救われた。
ピーター・マッカロー博士は、新型コロナワクチン接種がハムリンの心停止の一因となっているのではないかと考えている。 ※マッカロー博士は米国の著名な心臓専門医
■野球で胸骨を強打して心停止する「コモティオ・コルディス」という病態が知られている。このようなケースは毎年20〜30件ほど発生しているが、フットボール界ではこれまで一度もなかった。
マッカロー博士の考えでは、心内膜炎は恐らく違うとしている。ハムリンの心停止の原因は、肥大型心筋症(HCM)、つまり心筋の異常な肥厚である確率が高く、これは心停止に陥るアスリートの主な原因であると博士は考えている。
■運動中はアドレナリンが分泌される。心臓がダメージを受けると、このアドレナリンの分泌が心停止の引き金となる。
これは、スポーツ選手がグラウンドで突然死したり、ジョギング中に死亡するだけでなく、睡眠中に突然死をする人が一定数存在することの説明に役立つ。アドレナリンは、体が目覚める準備をする午前3時~午前6時の間に分泌される為である。
日を追うごとに、mRNAワクチン接種によって悲劇的な結末を迎えた人々のリストが長くなっている。2022年12月23日現在、米国のワクチン有害事象報告システム(VAERS)には、接種後の死亡例33,334件、心筋炎26,045件、心臓発作15,970件の報告が寄せられている。
ワクチン接種後に突然死した人々や彼らのストーリーは、SNSや主要メディアが普遍的に検閲している為、公の場から隠された状態になっている。その結果、主要メディアしか見ない人々は、多くの被害が起きていることに気づいていない。
しかし、被害や死が公になりやすい人たちがいる。過去2年間(2021年~2022年)、1,650人以上のプロおよびアマチュアアスリートが心的事象によって倒れ、そのうち1,148人が死亡することが判明した。
エドワード・ダウド氏は著書「原因不明:2021年と2022年の突然死の流行」の中で、現在、アスリートたちの間で起きている異常な数の突然死について、「ファクトチェッカー」の必死の(隠蔽の)努力によって「問題なし」と片付けられているが、それとは全く違うことを大々的に書き記している。
ダマー・ハムリンに何が起こったか?
バッファロー・ビルズの24歳のフットボール選手、ダマー・ハムリンは、2023年1月2日の対シンシナティ・ベンガルズ戦でタックルを決めた後、テレビの生放送中に心停止に陥った。当初は昏睡状態に陥ったが、1週間ほどで快方に向かったと伝えられている。
mRNAワクチン接種がハムリンの心停止の原因となったかどうかは、はっきりとはわからない。リプレイを見ると、倒れる直前に胸を強く打ったことは明らかで、これが心臓発作を引き起こした可能性は考えられる。
少なくとも前代未聞という出来事ではない。2017年、元ピッツバーグ・スティーラーズのラインバッカーや、ホッケーの伝説的選手であるクリス・プロンガーも1998年に同様の事象に見舞われている。
一方で、ハムリンが実際にmRNAワクチン接種を受けたのであれば、ワクチン接種が彼の心臓に影響を与え、その結果、心停止の一因となった可能性も考えられなくはない。ワクチン接種は、心筋炎のリスクを著しく高め、ひいてはコンタクト・スポーツにおける心臓突然死のリスクを高めることが分かっている為である。
NFLによると、選手と接触する従業員には厳格なワクチン接種ルールを適用しているが、選手やコーチは義務化の対象外だった。とはいえ、95%の選手が予防接種を受けているとNFLは説明している。
循環器専門医の見解
2023年1月4日、心臓専門医で内科医のピーター・マッカロー博士は、Children's Health Defenseのインタビューで、ハムリンのケースで起こり得たであろう、あらゆる可能性を検証している。
マッカロー博士が指摘するように、胸骨を強打することで心停止を起こす「コモティオ・コルディス」という症状がベースボール界の間でよく知られている。このようなケースは、毎年20〜30件ほど発生しているという。
しかし、このようなケースは、プロフットボール界の100年の歴史の中では1度も起こっていない。アメフト選手には胸骨を保護するパッドがある為、心内膜炎は除外されるとマッカロー博士は見ている。
ハムリンの心停止の原因は、心筋が異常に肥厚した肥大型心筋症(HCM)であり、スポーツ選手が心停止に陥る主流な原因であると博士は考えている。
プロスポーツ選手の心停止の原因の第1位がHCMである理由は、症状が殆どなく、診断されないことが多い為である。プロスポーツ選手は、プレーの許可が下りる前に、広範囲にわたる検査と心血管系のスクリーニングを受けており、また、社会の中で最も健康な層である為、心臓疾患は除外されている。
マッカロー博士によれば、新型コロナワクチンこそ「部屋の中の象」であるという。※ "The elephant in the room" =多くの人が認識こそしているが議論を避ける傾向にあるデリケートな問題
ワクチン接種が展開される前、ヨーロッパのサッカーとフットボールの全リーグを合わせた心停止の平均数は、年間で29件しかなかった。
新型コロナワクチンの登場以来、ヨーロッパのプロスポーツ選手は1,598人が心停止しており、比較すると年間800人近くが心停止していることが分かる。その1,598人の心停止のうち、1,101人が死亡しているのである。
マッカロー博士は、2022年12月17日、医学雑誌Journal of Scandinavian Immunologyの編集者へ宛てたメールで、これらと他の統計データを詳述した。
この論文は、イタリア国家研究会議(Italian National Research)傘下の応用物理学研究所の研究者であるパナギス・ポリクレティス博士との共著である。 マッカロー博士とポリクレティス博士は、スポーツ選手の突然死について適切な調査を行うよう呼びかけている。
マッカロー博士らはmRNAワクチンによる心筋炎を疑っている
マッカロー博士とポリクレティス博士は、mRNAワクチンに起因する心筋炎が、通常では考えられないスポーツ選手の心停止増加の原因であると考えており、2022年3月の時点でNFL選手の95%が接種を受けていたことから、ハムリンの心停止の理由もワクチン接種であると考えている。
マッカロー博士は、接種者の約2.5%が心臓にダメージを受けており、うち90%は男性であるという研究結果を引用している。そして接種による心筋炎の約半数は前兆症状がない。マッカロー博士の説明によれば、心筋炎は心臓に傷をつけ、この傷が異常な電気リズム(心室頻拍)や突然死症候群の原因となるという。
現在、ワクチンに起因する心筋炎に関する論文は200以上が存在する。2023年1月、European Journal of Pediatricsに掲載された研究では、接種により誘発された心筋炎で入院した男子高校生16人の循環スパイクタンパク質が高濃度であることがわかり、自分の体内で作り出されるスパイクタンパク質が重大な病原因子であることが示唆された。
マッカロー博士は、ワクチン接種がハムリンの心停止の引き金になった可能性について、より詳しく説明している。プレー中はアドレナリンが分泌され、心臓がダメージを受けると、このアドレナリンの分泌が心停止の引き金となるのである。
アスリートの突然死が1,696%増加
ハムリンの心停止の原因が何であれ、回復後の慎重な医学的調査により原因が明らかになることを願うが、一般にアスリートが以前より遥かに多く死亡していることに疑いの余地はない。
関連するニュースとして、The Exposéによる2022年11月のレポートでは、2021年1月から2022年4月の間に「急死」したアスリートの数は、1966年から2004年の過去の月間標準を1,696%上回り、これまで月間わずか2.35人だったのに対し、月間42人となっている。
このグラフは、ブースターショットが始まった2021年1月から2022年4月にかけてアスリートの急な重篤症状や死因が増加したことを示したものである。
2021年1月21日から2022年4月22日までの間に、計673名の選手が死亡したことが判明している。1966年から2004年にかけての死亡者数より428人少ないが、39年間に起こった突然死が1,101人に対し、直近の673人の死は僅か16ヶ月間に起こったということである。
1966年から2004年までの年間平均死者数は28人相当である。2022年1月は、この過去の年平均の3倍、2022年3月も同様に3倍のアスリート突然死が発生している。これは明らかに問題を強く示唆している。
2回目のワクチン接種で心血管系障害のリスクが急上昇
アスリートの心臓関連の突然死が1,700%近く増加したのは、実験段階であるmRNAワクチン接種を考慮しない限り説明がつかないだろう。2021年11月に発表された研究では、2回目のワクチン接種以降に炎症マーカー(心血管障害の兆候)が劇的に上昇し、接種後の数ヶ月で心臓発作や心臓関連疾患のリスクが2倍以上になることが判明している。
1回目を接種した人の5年間の心臓疾患リスクは11%であったが、2回目は25%に上昇し227%のリスク上昇となった。The Exposéが報じたように、他の統計でも、1回以上mRNAワクチン接種を受けた人の間で心臓障害が偏在することが明らかになっている。
ワクチン接種開始後、急性心不全の発生率は、VAERSにおいて通常の基準値の475倍となった。頻脈率は、基準値の7,973倍。急性心筋梗塞はベースラインの412倍となった。内出血、血栓症、冠動脈閉塞症の発生率はいずれも基準値の300倍以上である。
2021年1月から2022年4月までのアスリート死亡者数の月平均が想定比約1700%になったのは、ワクチン接種が原因だと専門家でなくとも解るはずだ。
2021年以降、突然死は65歳未満の死因1位になった
2022年12月末、スティーブ・カーシュ氏も、ワクチン接種が公衆衛生上の災害であることを示すデータを発表した。カーシュが行った調査によると、2021年と2022年のワクチン接種を受けた65歳未満のアメリカ人の死因の第1位は「突然死」であったという。
接種者の死因の第2位と第3位は、心臓関連疾患と癌であった。重要なことは、接種者たちのターボ癌の発生率も顕著であり、心筋炎は新型コロナ感染よりも死亡率が高かったことである。
未接種者のうち、2021年~2022年の65歳以下の主な死因は、コロナ感染による入院治療であった。突然死、肺塞栓症、ターボ癌の発生率は低く、死因不明、心筋炎による死亡は無かった。カーシュは、ワクチン接種者と非接種者の症状や死因の違いを次の3つにまとめた。
■65歳未満では、接種者の突然死率が桁外れに高い。この年齢層の死因の第1位である。
■心筋炎が死因として登録されるようになったのは、どの年齢層でも、ワクチン接種者だけである。
■65歳未満の接種者の心臓関連の突然死は、同年代の未接種者の人と比較して有意に上昇している。
ハムリンの心停止の原因について断定的なことは言えないが、1つ断言できることは、すぐに心肺蘇生を行ったことが彼の命を救ったということだ。殆どのケースでは2〜3分で諦めてしまうが、ハムリンのケースは9分と長く、時には長時間にわたる心肺蘇生を行う必要があることを示している。
・・・という、エポックタイムズの翻訳記事でございました。スポーツ選手の突然死が急増していることは、一昨年から言われ始めていましたよね。そういえばドラゴンズの木下投手も接種後に急死・・・🙄
そして注目すべきは、
「接種により誘発された心筋炎で入院した男子高校生16人の循環スパイクタンパク質が高濃度であることがわかり、自分の体内で作り出されるスパイクタンパク質が重大な病原因子であることが示唆された」
という部分でしょう。よ~く考えてみて下さい、mRNAワクチンですぜ?
2021年にネイチャーに掲載された、新型コロナウイルスとmNRAワクチンとスパイクタンパクについての研究論文。こちらをクリックで観覧できます。
で、Sタンパクについて気になる箇所を抜粋しました。
「通常、スパイクタンパク質が鼻腔から体内に取り込まれた場合、肝臓機能の働きにより殆どが除去され、1/10だけが脳に辿り着いたことが分かった」
「一方、血管に注射されたワクチン由来のスパイクタンパク質は、50%が毛細血管壁や間質液空間(ウイルスなどを除去する防御機能の役割がある空間)を問題なく通過し、30分以内に脳や各臓器に到達、侵入をしたことが分かった。
まとめると、これらの結果は、鼻腔からスパイクタンパク質を吸い込んだ場合は、主に肝臓によって体内から除去されるが、ワクチンから生成されたスパイクタンパク質は、腎臓、肺および脾臓を含む他の組織や臓器に容易に侵入できることを示している」
んで、次に別の論文を。MITやNCI(米国立がん研究所)の研究より。ネイチャーやサイエンスと並ぶ科学専門誌にて発表された論文で、2021年に公開された。原文はこちら。
逆転写された新型コロナウイルスRNAは、培養ヒト細胞のゲノムに組み込むことができ、患者由来の組織で発現させることができる
「コロナウイルスRNAが逆転写され、感染細胞のゲノムに組み込まれ、ウイルスと細胞配列を融合するキメラ転写物として発現できることを紹介する。重要なことに、キメラ転写物は患者由来の組織で検出されている。
著者らのデータは、一部の患者組織において、ウイルス転写物の大部分が統合配列に由来することを示唆する。著者らのデータはコロナ感染の結果に関する洞察を提供し、患者が回復後もRNAを産生し続けることができる理由の説明に役立つ可能性がある。
・・・という、自然感染した場合でも、侵入したウイルスRNAが感染者の体内で逆転写し、Sタンパクを無限増産できるんちゃいますか?といった論文が2021年4月の時点で発表されていました。ワクチンはもっと強力に逆転写が起こるのではないかなあ。
当時、ウイルスRNAの逆転写など起こらない!と力説する人が多かったんですよ。バラいろダンディに出演してmRNAの逆転写を解説していた苫米地英人に噛みつく変なYoutuber坊主までいましてね。
彼の反論を聞いていると、具体的な説明ではなく「ファイザーが大丈夫ゆーとるんや!逆転写なんか起こる訳ない!」という受け売り論でございまして、何というか笑ってしまいましたが、ワクチン懐疑派に対して文句をつける人は十中八九これですなあ。
私は接種は個人の自由意志だと思うのですが、未接種者に対し差別意識を持つ人が未だに一定数いることに驚きを隠せません。接種を控えるべきと考える人たちの多くは、このように具体的に理由を挙げているので、推進派たちも是非、自分で具体的に考えや根拠を提示して述べて欲しいところですね。
まあ、それが出来ないから権力者の意見に流されているのだろうけど🤭